今や毎日どこかで起きているといっても過言ではない、ネット炎上事件。そしてその原因となっているインターネットでの風評被害。そんな状況ですから風評被害対策を外部に依頼しようと考えている企業・個人の方は多いと思います。

しかし今、風評被害対策会社を金額で決めることはものすごく危険なんです。今回は、なぜそれが危険なのかその理由をできるだけ分かりやすくお伝えしていきたいと思います。

風評被害対策会社を金額で決める危険性

インターネットが世の中に登場してからすでに炎上事件というものはありましたが、世間一般で炎上事件が本格的に騒がれ始めたのはTwitterやFacebookといったSNSが登場し出した2008年以降ぐらいからです。そしてその後にそういった炎上事件に繋がるネット風評被害の対策を行う会社次々に出てきたということになると、風評被害対策はまだ業界としては10年も経っていないようなとても若い業界だといえます。

これが成熟した業界であれば、悪質な会社や技術力・対応力の低い会社は自然淘汰されてよほどのことがなければひどい会社には当たらない、ということもあります。しかし風評被害対策の業界は、現在も日々新しい会社が参入してきているような状況なので、まだまだ悪質な会社、とてもお金を取れるレベルではない会社もそこらじゅうにあると考えられます。その為、安易に費用が安いからといってそれだけで風評被害対策会社を選ぶととんでもない目に遭う可能性があります。

風評被害対策の料金形態

そもそも風評被害対策会社に依頼したときの費用とはどういう形態になっているか、ということも知っておく必要があります。すでにお伝えしたように風評被害対策の業界はまだまだ成熟していない為、それぞれの会社がそれぞれかなり自由に行っています。

そしてそれは料金形態についても同じです。初期費用のみがかかる場合、初期費用と月額料金がかかる場合、初期費用はかからないが月額料金がかかる場合、対策が成功した場合のみ成功報酬という形でかかる場合等々…実に様々です。また対策をする内容、掲示板の書き込み削除なのか、検索サイトのネガティブワードの削除なのか、逆SEOなのかによっても料金が変わることも多くあります。

その為、一見安そうに見えてもよく考えてみるとむしろ高かったということも十分に起こり得ます。ぱっとの見た目だけでなく、どのような料金形態になっているのかもしっかり把握することが風評被害対策の会社を選ぶ際はとても大切なことです。

費用が極端に安い会社はどんなことが考えられるか

そして極端に費用が安い風評被害対策会社に任せると例えば、実は営業時間中のみの対応で土日や夜中は対応外だった、24時間対応ということだったが実はシステムによる機械対応のみで有人対応分は費用に含まれていなかった、対応はしてくれているが報告が遅く、また対応も後手後手になっていつまでたっても風評被害がなくならない、任せていた風評被害対策会社から個人情報が流出する事件が起きてしまった…といった事が費用が極端に安い場合には考えられるでしょう。

そしてその結果、風評被害が小さくなるどころかむしろ大きくなってしまい、ニュースになるような炎上事件に発展、そして安くした分の費用の何倍も何十倍もの機会損失、さらにとても金額では出せないほどの大きな信用を失うという最悪の事態にもなりかねません。

風評被害対策は、たった一件のSNSの投稿を放置していた、たった一回の対応を間違えた、ということだけで会社の存続に関わるほどの大きな事態に発展する可能性もあるものです。そういったリスクを考えると、風評被害対策でできるだけ安いところ、極端に安いところに依頼することがどれだけ危険なことなのかは説明するまでもありません。

ぜひ依頼する側も、選別できる目を持って風評被害対策会社を見ていかなければいけないでしょう。